数学教育講話V

中学・高校の先生のために




データ

作者名 作品の分類 ページ数
西元教善 数学教育学 165

ISBN 書籍サイズ 定価(税込・円)
978-4-903447-93-3 A5 2,200




概要
本著は、前著「数学教育講話T、U〜中学・高校の先生のために〜」の続編である。その中でも述べたように、私は大学院(広島大学大学院教育学研究科教科教育学数学教育学専攻)での修士論文で、数学教育における「理解」を研究し、爾来四半世紀にわたって山口県の公立高校の数学教員をしながら理論的研究と実践研究を継続してきた。その間にまとめた結果を教科書会社の刊行している季刊誌に投稿したり、あるいは大学の実践研究論文公募に応募したりした。他にも未発表のものがあり、その中から15編を選んで、中高の数学の先生を対象とした数学教育講話集の第3作を発刊することにした。一貫して「わかる」ことに立脚した理論的研究と実践的研究に基づいてのものである。

講話1 数学教育における理論的研究とその実践
〜一数学教師として、数学科主任として〜
(第4回武庫川教育賞優秀賞受賞論文)
講話2 生徒の考える、数学が「わかる」ということ
〜数学力向上に向けての「総合的な学習の時間」の活用例(案)〜
講話3 教育庁講演会・数学学習における「理解」の構造
講話4  生徒のための 講座
講話5 「分ける(場合分け)」と「分かる」〜高校数学への第一歩〜
講話6 中学生に解かせたい場合分けの問題
講話7 解けるだけでよいのか〜用具的理解と関係的理解の狭間で〜
講話8 似て非なるもの、非なるも同じもの
講話9 不等式の証明について
講話10 ベクトル方程式の基本〜これだけはしっかり押さえよう〜
講話11 実践サイエンス(SSH)実施計画(案)
講話12 平成20年度 入試問題研究〜本校の取組み〜
講話13 数学の授業に関するアンケート
講話14  定期考査問題について〜生徒にわかる解説〜
講話15 院生(数学教育学専攻)の頃の研究論文

著者紹介
【経歴】
広島大学理学部数学科卒業(S54.3)
広島大学大学院教育学研究科教科教育学(数学教育学)修了(S56.3)
山口県立岩国商業高等学校勤務(S57.4〜S61.3)
山口県立防府高等学校勤務(S61.4〜H3.3)
山口県立下松高等学校勤務(H3.4〜H14.3)
山口県立岩国高等学校勤務(H14.4〜)

【受賞歴】
第58回読売教育賞最優秀賞2009
第55回読売教育賞優秀賞2006
第7回啓林館教育実践賞審査員特別賞2008
第4回武庫川教育賞優秀賞2007
山口県メダル栄光(文化賞)2009
岩国優秀文化賞2010


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