
| 著者・編者名 | 作品の分類 | ページ数 |
|---|---|---|
| 南風一 | 詩集 | 184 |
| 書籍サイズ | 定価(税込) | ISBN |
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| A5 | 2,090 | 978-4-903447-63-6 |
| 概要 |
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一人の女性に会いたいという想いをつづった89編の詩を集めた。どこから読んでも一人の女性に会いたいという想いしかない。この想いはきみのところに達するものかも知れないし、達することがないのかも知れない。それは分からないけれど、想いはきっときみに通じると信じている。そう信じることが限りない癒しをもたらしてくれることだってある。 いろんな事情で、「会いたい人がいるけれども会えない」という人に、ぜひ会うことの意味を一緒に考えて貰いたい。恋は何も実在する人に限らない。実在しなくても限りない癒しを与えてくれる人(想い?)は存在する。そんな思いをこの詩集にぎっしり詰め込んだ。 |
| 著者より |
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「ある人に会いたくても会えない」という人はたくさんいるだろう。それが喧嘩や離婚、死別というケースもあるかもしれない。会いたくても何らかの事情で会えない。いつか会えるに越したことはないが、会えないことの方を受け入れている。 かと言ってそんな思いはいつまでも続くものではないのかも知れない。一年ほど熱病のように会いたくて仕方なかったのに、気がついたら何とも思わなくなっていたというケースもあるかもしれない。何とも思わなくなっても、また何十年かしたら再び会いたくて仕方がないと思う日が訪れるのかも知れない。けろっと忘れてしまったときは、それが当人にとっていいことかも知れないし、そうでないことかも知れない。いつまでも会いたいと思われ続ける側にとっても、永遠に忘れ去られることの方を望んでいるかもしれないし、そうでないのかも知れない。 会いたいという思いに答えはない。会いたいという思いは誰でも持っていいだろうし、誰でも会いたいと思われる側に回ってもいいだろう。でも本当に会えるかどうかは分からない。むしろ会えない方がお互いにとって『幸い』というケースもあるだろう。それでも会いたい。そんな思いは何処に至りつくのだろう? 何処にも至りつかないのかも知れないし、いつかしらそんな思いなんか超越してしまえるものかも知れない。そんなことも分からない。 |