作者名 | 作品の分類 | ページ数 |
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河村全明 | 小説 | 60 |
書籍サイズ | 定価(税込・円) | ISBN |
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B6 | 1,100 | 978-4-903447-36-0 |
概要 |
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『枯れ栄え衰えに盛る。白髪はたぎりを魅せている。衰えること衰弱の如し。栄えある一生は、やがては萎む。そこに繁栄があり、栄華を奏でる。雪が粉雪となり、人間の事情が違うようだ。やがては萎む行いに栄華を夢見るのだろう。そして現実に立ち戻り、逆境を常とする。人間の逆境は峠を迎えた。紅葉と色褪せても、人間が描いた道のりは遥かに遠い。逆境を宗として、立ちはだかる困難に事情をさす。企てる人間の多さに雪は深々と雨を降らせる。また紅葉は見頃だ。そして雪国に消え、何も無かったかのように振る舞うのである。雪は散り、俳句は敗れ、惜敗を跡にする。古城からは人間が、生涯を描いたかのようだ。常に雪は降っている。深々と深みを増している。』作者より |
目次 |
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国家の愛 国家の意思 国家の滅亡 愛し子の会 |