不思議界記伝☆MAO




カイザーク家は元々古代ローマで神話に関する研究に携わっていたのですが、祖父の代に大火事があって、資料は家ごと燃えてしまったらしいのです。その事件をきっかけに、祖父F・カイザークはアリゾナに土地を買って移り住みました。父の十六世はトレジャーハンターとして有名になり、その影響で息子十七世も冒険家として世界中を旅したそうなのです。ある時「アンデスに行く」と言ったきり、そのまま行方不明となりましたが、その二、三年後、古文書のような物を持ってアンデスの奥地で発見されました。その古文書こそ、私達を不思議界(ファンシーゾーン)へと導くのでありました。そこは神々や妖精、そして人間達が共存する世界であったのです。そんなわたしのマヤやインカやギリシアとも違う【異世界の神話集】をどうか拝見してください。(「まえがき」より)


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