「砂糖漬け紳士の食べ方」 by 竹久祐 あなたの絵が好きです 真っ直ぐな瞳で 君が言った言葉 私の胸の凍った心 紅茶に入れた角砂糖のように 優しく溶けた 飾らない真っ直ぐな君の瞳 でも… … どこか自信なさげに揺れる 君がその胸に抱えた寂しさ 君が笑顔の下に隠した弱さ 紫煙のように薄く儚くて 私の不器用な言葉では 君の真の笑顔を引き出せない 君は女の子なのだから 私の言葉の意味 君の胸には届かない 瞳を濡らし零れる涙の雫 素直になりなさい 君は私の胸で泣いていい
「ツリーハウス」 by BJだいち ほんとうのしあわせをもとめて 世界を旅したが 結局 ここにいるのが一番しあわせだったと 思い知った朝 小鳥たちの囀りに耳をすます 小鳥たちはそれぞれ食事の支度をしているのだろうか さまざまな鳴き声が行き交っている わたしも囀ってみたくなり 脳の中から 呼びかける 「おーいおーい」 すると さっきまでバラバラに聞こえていた鳴き声が 大きなひとつの声になって 応えてくれた 「きみがすきだよぉ〜 」 なんてね
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