《将来の夢》 「将来は何になりたいの?」と小学生の甥っ子に聞いたとです。「時給千円以上のフリーター」なのと言うとです。 《職業安定所》 仕事がないのでハローワークに行ったとです。「若いのになぜ働かないのか?」と怒られました。ハローワークってなんなんですか。 《食中毒》 耳の遠い婆ちゃんに、「バイキングを食べに行こうよ」と言ったとです。「バイ菌は大嫌いだ」と言うとです。 《食傷気味》 「秋の料理を食べてみたい」と先輩に電話をしたとです。「毎日同じものを食ったら、すぐあきる」と言うとです。 《食生活》 「夕食は、出前続きの毎日なんだ」と彼女に言ったとです。インスタントの出前一丁だけだとは言いづらかです。 《助言》 「俺は駄目な男なんだ」と彼女に言ったとです。「貧乏なのと、女性にもてないだけの事じゃない」と言ってくれるとです 《ジョージア》 「コーヒーはどこの店が美味しいの?」と彼女が聞くとです。「駅前の自動販売機」と言ってしまったとです。 《助手席》 「赤くて大きなオープンカーに乗って、皆んなの注目を浴びたいわ」と彼女が言うとです。消防車しか思いつかんとです。 《初心貫徹》 今年の正月から毎日、英字新聞を購読しているとです。辞書を引いてると、最初の日の新聞がまだ読み終わらんとです。 《初心者》 「最近ゴルフ場に通い始めたんだ」と彼女に自慢したとです。「キャディの仕事を始めたの?」と聞くとです。 《処世術》 「女性が料理したいときはエプロンが必要だし、何もしたくなければパトロンが必要なのよ」と叔母が言うとです。 《女性の声を聞きたい》 寂しい夜は女性の声を聞きたくて電話をしてしまうとです。只今から零時二十五分二十秒をお知らせします。これだけで十分幸せです。 《女性の証明》 「女の人の悪口を言わない女性が良いな」って彼女に言ったとです。「そんなの絶対オカマよ」って言い切るとです。 《女性遍歴》 「過去に女を二人も泣かせた事があるんだ」と後輩に言ってしまったとです。今更母親と妹だったとは言えんとです。 《女性優待券》 「お互い自分で飲んだ分は割り勘ね」って言って、彼女に連れられ店に入ったとです。入口に、『ペアなら女性は無料』と書かれているとです。 《ジョッキー》 乗馬が趣味の女性から、「馬を見るのは好きですか?」と聞かれたとです。「見れなくても、馬券だけはいつも買ってます」と言ってしまったとです。 《ショートスティ》 「わたし帰国子女なのよ」と彼女が言うとです。先週ハワイに遊びに行って来ただけです。 《処方箋》 「不眠症なんです」と先輩に相談したとです。「そんなものは良く寝ればすぐ直る」と言うとです。 《庶民感覚》 「わたし高所恐怖症なの」と彼女が言うとです。「俺も高い店は絶対嫌いだ」と言ったとです。 《除夜の鐘》 大晦日の深夜に彼女と別れました。鐘の切れ目が縁の切れ目だと言うとです。 《所有者》 「日本海ってほんとは誰が所有者なの?」と甥っ子が聞くとです。「ホームページには『庄やチェーン』と書いてあったよ」と教えてあげたとです。 《知らぬは男ばかり》 「別れ話の後で、後ろ姿が震えてる女性はかわいそうだね」って彼女に言ったとです。「クックックッ、と笑ってるかも知れないよ」と言うとです。 《シルバーシート》 「いつもお年寄りが来ると優先席を譲ってあげるんだ」と彼女に言ったとです。「なんでいつも先に優先席に座ってるのよ」と怒るとです。 《シロップ》 「イチゴとかレモン味のカキ氷が大好きなんだ」と彼女に言ったとです。「合成着色料がほんとに好きなのね」って言うとです。 《真剣勝負》 「何か真剣に打ち込んだ事が一つでもあるの?」と彼女が聞くとです。思わず「パチンコ」と言ってしまったとです。 《深呼吸》 「昼休みにジョギングを始めたよ」と彼女に言ったとです。「新鮮な排気ガスを胸一杯吸ってるのね」と言うとです。 |
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