薫葉抄

(くんようしょう)

~浪人弓道家の随筆集~




データ

作者名 作品の分類 ページ数
守屋達一郎 弓道 226

書籍サイズ 定価(税込) ISBN
A5 3,080 9784864203395




概要

弓術浪人、人生を射る。――精神科医がたどり着いた「主体性」の武道論


【今の自分を、一度すべて壊してみなさい】
精神科医であり、自らを『弓術浪人』と称する武道家が贈る、静かなる衝撃の随筆集。

現代の弓道界において、あえて組織に属さず、独り「五里霧中」の修練を続けてきた著者は言います。――『型』とは、守るためだけにあるのではない。それは自らを知り、律し、そして新たな創造性を生むための『脱皮のプロセス』であると。

本書は、単なる弓道の技術書ではありません。
・根性論をいかに合理的にハックするか?
・若気の至りという全力を、なぜ今経験すべきなのか?
・安定を捨て、不安定を遊ぶことで見えてくる真の強さとは?

こうした問いに対し、著者は医学的な知見と、二十万矢を超える修練から導き出された『心身の機能美』をもって答えます。

【本書の読みどころ】
「ジェンガ」に学ぶ修練の極意:武道には、積み上げるだけでなく、あえて「抜く」「崩す」ことでしか見えてこない本質がある。

精神科医の眼差し:不安定な精神を否定せず、揺れるからこそ縦横無尽に動けるという『機能的安定』の提唱。

主体的な社会貢献:武道は自己満足で終わるものではない。自らを磨くことは、いかに他者を活かすかという問いに直結している。

【一生懸命に修練したのであれば、無駄な練習というものはない】
迷いの中にいるビジネスパーソン、壁に突き当たっているアスリート、そして『自分らしく生きたい!』と願うすべての人へ。

本書を読み終えたとき、あなたの手の中にある『弓(人生)』は、これまでとは全く違う輝きを放ち始めているはず。

――崩れることを恐れず、自分という名の白珪(はくけい)を磨き抜く旅へ。


目次
口上

はじめに ~弓術浪人修行譚~

第1部 『弓道日本』投稿セレクション
1.型の脱形骸化
2.根性論と合理性
3.若気の至りの必要性
4.敢えての崩し
5.主体的に生きるための武道
6.不安定を遊ぶ
7.マネずに真似よ
8.私淑力を磨く
9.慣れるな危険
10.丸をつける勇気
11.まず前座より始めよ
12.弓バカ、父になる
13.逆輸入の初心
14.パラリンピックに学ぶ
15.モノ遣う覚悟
16.風羅坊が住まう
17.弓バカ、弓蔵を造る
18.一時帰還しての嘆息
19.光陰二十万矢の如し
20.受術回想
21.ケガに光明

第2部 慈弓会会誌 投稿セレクション
1.弓学事始
2.耳をすませば
3.歩々是道場
4.両輪の軸
5.天へ鳴れ
6.「楽しい」は「眠い」に勝てない
7.弓神サマのお成り
8.小生、「弓道家」を自称することにしました

付録:射法八節略解

あとがき

著者紹介

既刊書紹介



書籍の購入方法

本棚(総合)

本棚(武道)

トップページ