戦時体制下の愛国婦人会

《シリーズC−7 愛国婦人会》
社会活動




データ

作者名 作品の分類 ページ数
守田佳子 歴史学 202

ISBN 書籍サイズ 定価(税込・円)
978-4-86420-190-2 A5 2,640




概要
シリーズCは、日中戦争が勃発し、その後戦争が拡大し、1942(昭和17)年に愛国婦人会が解散するまでの時期を扱っている。このシリーズC-7は、愛国婦人会が社会事業と区分した活動をみていくことにする。

戦争がはじまり軍事援護以外の愛国婦人会の社会活動は停止あるいは縮小されたと考えられてきたが、実際にはいくつかの活動はかえって活発になった。労働人口の確保が急務とされ、愛国婦人会はこの時期特に保育を中心とする乳幼児や妊婦保護の活動に力を入れている。

資料としては、全国組織の愛国婦人会の記述をする『愛国婦人会四十年史』では、軍事後援の活動に焦点をあてているため、本巻では、おもに愛国婦人会の機関紙『愛国婦人』を中心に、愛国婦人会の地方で行われていた社会活動を伝える。


目次
はじめに

第1章 保育所

第2章 健康相談・表彰

第3章 産具・産婆・産院

第4章 栄養補助

第5章 学校

第6章 講習会

第7章 その他

第8章 災害などに対する救済

参考文献


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