「 紅色の 」 ぽえまる あらしがやってきた 深紅の雨は 憂鬱を運んできた 冷たい風は 腹部だけを狙う おかげで下半身は冷えきってしまった それにはおまけが付いていた しょぼしょぼする目 ずるずるする鼻 そして 私の天辺には おおきな大きな お月さまがのっかっている |
「 隠密 」 とだ こころ 報われない恋をしました。 最初から結論のある恋でした。 いくら好きでも仕方ない。 相手の都合が許さない。 一緒にいる時間だけは幸せ。 それでもいいと思ってました。 そんなはずはありませんでした。 みっともなくても側にいたい。 やっぱりそれが本音でした。 でも出会いに後悔はありません。 |