こころのなかをのぞいてみて




こころのガソリン
わたしたちは、
こころの中にガソリンタンクをもっている。
楽しいこと、うれしいこと、笑うこと
こんなふうにしていると
タンクは満タン、エンジン全開!
しかし、悲しいこと、辛いこと
があるとガソリンをどんどん使ってしまう。
そして誰かにそのことを話せなくなり、
ひとりで抱え込んじゃうと
知らないうちに、もっともっと
ガソリンを使っていて
いつの間にか給油ランプがついちゃうの。
どこかで給油しなければ…
そう思っていても
どこへ行けばいいのかわからない。
行くのがとっても怖いんだ。
だってみんながびっくりするから。


こころの天気
こころにも天気がある。
晴れたり、曇ったり雨が降ったり、
時には嵐になったり…
ころころ変わるんだ。
いつも同じ天気にならないんだ。
だって毎日晴れだったら
晴れた日のさわやかさを
忘れちゃいそうだし…
毎日雨だったら
雨の日の寂しい気持ちを
忘れちゃいそうだし…
だからいろいろ変わるんだ。
色んな天気になることで
感じるこころを忘れない。
人の痛みがわかるために
色んな天気があっていいんだね。


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