異国のお姫様



データ

著者・編者名 作品の分類 ページ数
南風一/著 138

書籍サイズ 定価(税込) ISBN
B6 1,760 978-4-901351-93-5




目次
詩集「異国のお姫様」

・異国のお姫様
・曼珠沙華
・七夕
・君
・猫
・君と僕
・鳩と犬
・立原道造の洋服
・好きなこと
・仏さん
・大泥棒
・雨と土
・消えたメロンパンナちゃん
・ピンクの花
・僕ら
・路地
・街角の森
・写真
・おてすき
・ポインセチア
・集まり
・窓
・蜘蛛
・意地っ張り
・小さな頃
・後ろ姿
・携帯電話とセールスレディ
・タイムマシン
・梅雨
・青梅タイム
・格子戸


詩集「雨の約束」

・雨の約束
・インターチェンジ
・風景
・秋
・夏の終わり
・きみから女を引いたら
・好き
・約束
・朝顔
・海
・いたずら
・さようなら
・何処へ
・いつか
・きみに会えたなら
・きみに会えても会えなくても
・やるじゃない
・針磁石
・ジェンダー
・赤信号の中
・電話の呼び出し音
・笑顔
・アンモナイト
・クリスマス
・カレンダー
・年の瀬
・はり絵
・きみを初めて見たとき
・伸びる
・金木犀の木漏れ日
・自分がちっぽけに
・女
・私は立ち止まれない
・バルコニー
・きみの笑顔
・広い世界
・別れ
・走馬燈
・以前だって
・ずっと
・男と女
・街角の一画
・モスグリーン

詩評
恋の詩はたくさんあるけれど、これはそのなかでも異彩を放っている。

恋愛の書物を読み過ぎたような、恋に恋するタイプの人には、これには爽やかなパンチをくらうだろう。

こんなこともありそうである。

ありそうだけどホントはないかもしれない。

あるかないかは実は、魔法がどこで解けたかを感じることができるかである。

いつのまにか魔法が解けるというのはホントはうそで、成り行きに逆らわなかったから言えることであって、ホントはそれなりの恋の迷路を歩んだ果てであったのかもしれない。それは自分の心の立ちかた次第といえる。


自然であること。自然体であること。これがキーワードのようだ。

南風さんの詩にはいつもそういう自然な風が、さらさらと流れている。

(海底カステラさん)


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