著者名 | 作品の分類 | ページ数 |
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田畑益弘 | 俳句集 | 218 |
ISBN | 書籍サイズ | 定価(税込・円) |
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978-4-901351-91-1 | B6 | 2,090 |
概要 |
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これまで著書、結社誌、商業誌、新聞、そしてインターネット上に発表した
全ての自作俳句作品約二万句を顧み、各季節ごとに百句自選したものが
この句集「鬼面」です。 昨夏に着手し年内に終える予定でしたが作業は越年してしまいました。 作業を通してしみじみと感じたのは自選ということの難しさです。 自選とは自作に優劣をつけて「捨てる」ことをも意味します。 幾たびも迷い、句を差し替え、作業は遅々として進みませんでした。 「創るよりも選ぶことは難しい」ことを思い知ったと言えます。 とまれ四百句を選んだ現在、 私は一つの大きなピリオドを打ったような気分が致します。 しかしながら、これで私の作句活動が終わるわけではありません。 なぜなら、ピリオドは次の一行を書き出すために打つものでもあるのですから。 |