心の中の光



データ

作者名 作品の分類 ページ数 書籍サイズ 定価(税込・円)
手嶋誠 小説 94 A5 1,296

ISBN
978-4-901351-73-7




概要
夢、友人、思い出を始めとして、大切なものを捨ててしまった小林一樹は毎日を淡々と送っていた。 希望がなければ、絶望もない。それが彼の考えであった。 ところが、ある携帯電話の着信をきっかけに過去を振り返ることになる。

一樹の記憶の中には、学生時代のアルバムに載っていない、名前も知らない『あいつ』という同級生が存在していた。 物語の主人公のように生きたい。昔、一樹が抱いていた夢をあいつは持ち続けていた。 それだけではない。彼は一樹が捨ててしまったものを全て持ち合わせていたのだ。 そんなあいつに眩しさを覚えたのか、一樹はあいつを避けるようになっていた。

一樹もあいつ同様に夢を持ち合わせていたが、年齢を経るにつれて、いつしか大切なものを失っていたのだ。 けれども、記憶の中から一樹の心に訴えかけてくるあいつの言葉は、次第に一樹の心を動かしていく。 一樹の心があいつに近いものになったとき、幾重もの謎を残したまま、あいつの存在は彼の記憶の中から消えていく。 一樹は昔の気持ちを取り戻し、今まで捨ててきたものを取り戻すことを始める。


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