作者名 | 作品の分類 | ページ数 | 書籍サイズ | 定価(税込) |
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井口和基 | 評論 | 262 | A5 | 1,980 |
ISBN |
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978-4-901351-70-6 |
目次 |
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第一章 反秀才たちとの出会い扁 反秀才論--NASAの研究生活から:柘植さんの生い立ち 秀才vs反秀才 柘植俊一さんの訃報記事発見 もう一人の反秀才:石井孝雄 オイルシールとは? 第二章 叡智と独創扁 とんぼ釣りの戦慄:自然の中で育つ「自然科学者」の感性 9・11ニューヨークテロを予想した男:RT ジョーンズ 宇宙戦争と孫悟空:宇宙開発は戦争のためである 知的飢餓感を再び:教育の富栄養化で絶滅した人種 山岡鉄舟と勝海舟:伝導型人間vs輻射型人間 2004年度アカデミー賞:勝元&たそがれ清兵衛 楕円型人間と双曲型人間 憧憬と想像力 基礎研究の充実は文化の成熟から 経済成長を支えた農民文化 エントロピー極大後の日本 第三章 科学の中の人間学扁 愚の如き面貌 面貌愚の如し人物像とは? 志士の人:読売新聞の追悼文 科学文化の中のユダヤ人--ハンス・マーク博士の訪日に寄せて 無形文化の担い手:ユダヤ人と日本人、その類似と差異 「評価の評価」と怒りの浄化作用 単純の美:アインシュタインと俳句とベートーベン 頼みある仲のSDI論争:預言者ジョーンズ 基礎研究---NASAでの一風景1:マーク博士講演会、バイパスによる柔軟性 基礎研究---NASAでの一風景2:名馬と伯楽、伯楽の存在意義とは? 基礎研究---NASAでの一風景3&4:エイムス研究所での事例、柘植の場合とまとめ 極限と真実1:分析と総合、トリミューン・シュリヒティング波、断食の効用 極限と真実2:重松宗篤さんと断食の奇跡 イスラムのラマダーン 極限と真実3:柘植による断食療法の観察と経験 極限と真実4:断食の危険、代謝変化と兵糧攻め 第四章 散文的科学「詩」扁 馬蹄形渦とスフィンクスの謎 他山の石---生体工学から:流体力学から生体工学への知の逆流、バイオエンジンの夢 研究開発における「志」の低下:20世紀前半と後半の違い 研究の評価:研究助成の時代変遷と『ステーキの焼ける音』を売る 天才を嘲笑する文化:天才は気迫の問題 書評『あるのかないのか? 日本人の創造性』:書評の書評と微分的評価法の必要性 物理で流体力学を教える必要性 リーマンの遺産 小魚の思い:小魚からブラウン粒子、そして水中イオンの思い 科学の謙虚指向:生物から学ぶ心得『私は自然を模倣しない』 カルマン渦:雑魚が群れたがる理由 水と空気:生命の源、ガイア仮説、衝撃波、フィンスイミング 衝撃波の平和利用:発散波と収束波、遅延波と先進波 カンと科学的アプローチのせめぎ合い:加加速度と玉眼 モデル実験の哲学:アイデアの実証と志の実証 パワーの時代:20世紀の前半と後半の違いとは? 柔道の力学:「武士は武芸が表芸」、武士の美学 第五章 反秀才論扁 超個性:"個性"を超えること、双葉山とベートーベン 豪快の気風:武士道と騎士道、西郷隆盛と熊谷蓮生坊と蒲生氏郷 人間の本物:山岡鉄舟のバカ話、借金とりも鴬の声 原日本人:"免疫グロブリン"遺伝子人類学と日本人の顔 花のある線形モデル:戦前のゼロ戦開発 成功の予兆:"秀才"山下泰裕vs"反秀才"斉藤仁 成熟までの年月:鶏の卵と科学研究の熟成、アインシュタインからヨハン・シュトラウスまで 創造を阻むもの(1):人が一皮むけるための条件 SSCとマーク博士はなぜ失敗したか?: 北部ユダヤ対南部テキサスの戦い、そのルーツはポエニ戦争にあり? 創造を阻むもの(2):日本の航空機産業を叩きつぶしたロッキード事件 本来無一物(1):日本人の"真の"財産 本来無一物(2):大学入試の役割とは、亡国の道への誘いである 目の人耳の人:作曲家と理論物理学者は同類。そして西行法師と畠山重忠 |