戻らんば

認知症の姑と暮らした十年余

( モノクロ版 )



データ

著者 作品の分類 ページ数
M本知恵子 福祉 124

書籍サイズ 定価 (税込) ISBN
B6 1,620 978-4-86420-180-3






概要
認知症にかかった姑を家庭で介護することになった著者とその家族の十年余に及ぶ記録です。筆舌に尽くしがたい、非常に厳しい現実が待ち構えていました。が、それを支えたのは家族の力、そしてユーモアの力でした。……今後さらに深刻化すると言われている「親の介護」(家庭介護)と「認知症」の問題。自身によるイラストや写真を交えながら、著者は自らが直面することになったそうした問題の現実を綴っています。


著者コメント
医学的にも、介護の方法にしても、認知症への理解は深まりましたが、介護する人される人、立場の違いがあっても、人と人との係わり合いを避けることはできません。 特に家庭での介護は、生活そのものが現場ですから、介護を担う人は、好い加減な手抜きと、ジョークの一つも飛ばして笑いを取る気力も必要です。 その為には、思いを人に話すことも大切なこと。話すことで癒され、気力も湧いてきます。また聞くことで分かり合える情報も、たくさんあるのです。 ご本人、介護者、専門職の方が、互いに話し合うことによって、次への施策も考えられ、それが介護の負担軽減にもつながります。 姑と暮らした私の十年余は一例に過ぎませんが、家庭介護の理解を深め、それぞれが思いを話す時の、きっかけになればと思います。

M本知恵子


目次
家族になる
夫のコーヒーカップ
ゆで栗
クレンザー事件
血縁関係
田舎言葉
徘徊
妄想の世界
土の息吹
引っ越し
罪滅ぼしの日
天使になれない
独りで悩まないで
腱鞘炎
道化師のソネット
闇の中で
惰性的な毎日
赤鼻のトナカイ
おトメさん
無駄花
家族写真
喜怒哀楽
転勤
荷物の整理も終わらないうちに
デイサービス
バナナ
嫁姑
あんたのおるもんば
保健婦さんは偉い
入れ歯の顔
花火
癒しの人
お父さんのお母さんでしょ!
恒例の情景
理髪
記憶の糸
小錦とジョイナー
経済的なこと
捻挫
祖母の思い
いろいろありまして
ふすま
天国のごたる
それぞれの役割
会話の重み
祈り
宇宙単位
ぶっ飛ばす!
不覚にも
体力の低下
嚥下
俺はいいよ
ありがとう
別れ
支え
精神
ふるさとの家
ほんとうの気持ち
気がつけば
あとがき(痛快作文現場)



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