「しあわせ」を選択する意思

- フィリピンからの教え -



データ

著者・編者名 作品の分類 ページ数
松隈信一郎 エッセイ 174

書籍サイズ 定価(税込) ISBN
A5 1,980 978-4-86420-159-9




概要
何かと人生に彷徨いがちな20代。23歳の時、たまたま観たテレビ番組をきっかけに単身フィリピンへ。著者を待ち受けていたものはリゾート地や白い砂浜などではなく、むしろそれとは真逆の世界・・・ゴミ山と台風被災地だった。

過酷な環境にも関わらず、明るくたくましく生きるフィリピン人たちと共に暮らしていくにつれて、著者は日本では得難い『しあわせ』の本当の意味について教わってい く・・・。快適で便利なことが『当たり前』となった国ニッポン。目には見えない『真の豊かさ』を見つけるため、著者とともにちょっと旅に出かけてみませんか?

目次
・はじめに
・なぜ、フィリピンへ? 残念な内定者
・CNN HEROES
・DTCの活動
・ボランティアの子達
・フィリピン人としての誇り
・エフレン・ペニャフロリダという人間
・人は変われる
・Keszという少年
・遠く離れたゴミ山の上で
・フィリピンから「社会人」へのはずが
・フィリピンへ戻る
・KBとのメンタリング
・「人に与えること」と「幸せ」
・Mankind(マンカインド:人間)
・2011.3.11
・日本で史上最悪の地震・津波発生
・いざ東北、石巻へ!
・石巻での初日
・駆けつけた人間たち
・行動なき想いとは?
・一日を生きるということ
・お位牌
・40歳離れた親友
・「農家」は「社会人」か?
・不死鳥のごとく
・損得なしの仲間
・石巻北上町から宮城県亘理町へ
・仮設住宅での学習支援
・ネットカフェ
・むちゃくちゃな人生
・台風ヨランダ、フィリピンへの恩返し
・いざフィリピンへ
・「あなたのフィリピン」ではなく
・小心者
・レイテ島タクロバン
・柔らかいもの
・野菜と階段
・フィリピン人の強さ
・ジョーク・ラン!
・Only in the Philippines!(番外編)
・フィリピン人のクリエイティブさ(番外編)
・CLUB8586の活動
・16歳の女の子
・支援者の数とひとりの少女
・「目に見えるもの」と「見えないもの」
・過激な年越し
・日本からの親友
・「継続」するために
・支援金を日本で、アフリカからの連絡
・ビジョンバン
・タクロバンへ戻る
・Do your best.(最善を尽くす)
・通関手続き(オーマイブッダ)
・「社会的地位」のレンズが外れて
・昼下がりの肉まん@
・昼下がりの肉まんA
・仲介人と輸送方法
・通関手続き完了! いざ被災地タクロバンへ!
・ビジョンバン始動開始!
・ナショナリティーって?
・You are young!(あなたは若いよ!)
・28回目
・日本からの手紙
・「ありがとう」という言葉
・日本企業の心意気
・トレーラーのトラブル発生?!
・笑いは最良の薬?
・アルフレッド・リム先生
・ビジョンバン、ミッション成功! でも
・It’s more fun in the Philippines!
・色々な幸せのかたち
・ビジョンバン、マニラ着陸!
・「信頼」という原動力と「大きな力」
・タクロバンと僕のその後
・フィリピン人から学んだ「しあわせ」
・おわりに

著者コメント
『君が夢見る世界にするために先ずは君自身が変わりなさい』・・・訪れたフィリピンのゴミ山で、ある人物に言われたこの言葉。フィリピンという異国の地のゴミ山の中で、そして瓦礫の中で、フィリピン人たちが教えてくれた『しあわせ』の意味を、日本に暮らす皆さんにお伝えできれば幸いです。『しあわせな世界』を求める、すべての方々に贈ります。

著者紹介
松隈信一郎(まつぐま・しんいちろう)

1986年生まれ。神戸市外国語大学卒業後、株式会社キーエンス入社。退職後、単身フィリピンへ渡り、ゴミ山に暮らす子ども達への教育支援に参加。東日本大震災発生に伴い、日本に帰国、宮城県にて復興支援活動に従事、その後、米国SIT大学院留学を経て、ヨランダ台風災害復興支援活動のために再びフィリピンへ。帰国後、慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程に進学。幸福感や強みなど心のプラス面に着目する「ポジティブサイコロジー」の研究をはじめる。また株式会社メディプロデュースにて日本ポジティブサイコロジー医学会事務局の運営に携わる一方、10代後半から20代の若者を対象としたメンタリング・プログラム「Vision 2020」を開始。「人生に彷徨っている若者を導き、日本の精神的な貧困解決に貢献すること。ストリートチルドレンを教育し、フィリピンの物質的な貧困解決に貢献すること」をミッションに、日本・フィリピン間で活動を続ける。


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