カナダ自転車横断の旅

想定外は必ず起こる!



データ

作者名 作品の分類 ページ数
四方順次 エッセイ 225

ISBN 書籍サイズ 定価(税込・円)
978-4-86420-111-7 四六判 1,980





概要

カナダ西海岸のバンクーバーから東部モントリオールまで約6000kmを4つに区分、90日間掛けて走った65歳のチャリ旅日記。

第1は氷河を冠った峰々を眺めながらの走りで、余りのスケールの大きさに感動!感動!の連続。道中、フランスの大学院生アーサーと親しくなり、3日間一緒するなど思い出深いコース。

第2は、走っても走っても延々と360度地平線の大平原の走り。これまた、日本ではあり得ない景観で感動的な走り。

第3は、見渡す限り地平線のコースから、樹林帯で琵琶湖の何倍、何十倍、何百倍もある湖が点在しており変化にとんだコース。そして、トロントまで3週間寝起きを共にしたカナディアンのジョーシュアとの出会い。

第4は、カナダ東部の都市が集中しているメイプル街道の走り。カナダを代表するトロントやモントリオールの見学、ナイアガラの滝、湖のような大きなセントローレンス川に圧倒されたコース。

このように大きく異なる景観のコースを写真とイラスト入りで楽しかったこと、美しかったこと、嬉しかったこと、感動したこと、辛かったこと、苦しかったこと、痛かったこと、驚いたことなどを中心に日々の家計簿、宿泊場所(キャンプ場名、モーテル名、ユースホステル名)も記した旅日記。



著者コメント

カナダはとてつもなく広い国土にたった3500万人の国。人家などの建物が全くない景観が70km〜100kmはザラ。想定外の出会いや肉体的・精神的苦痛、そしてとんでもない出来事などを含めて、事細かに記しました。この本をご一読頂ければ65歳になっても、英語が喋れなくても勇気と気合いさえあれば、とてつもない感動と喜びを体験できることを一人でも多くの方に知って頂ければ幸甚に思います。

四方順次



目次

第一章 旅の準備
ルートの決定 / 持参物の準備 / 予算

第二章 カナディアンロッキー越え(6月11日から7月10日)
自転車担いでエンヤコリャ / どっこいこっちも旅人 / 森和晴さんの功績 / 贅沢なひととき / ボケおっちゃん / アーサーの関西弁 / またもやバック盗難か / アーサーの手料理 / 熊、見たさ半分 / 助けてくれ〜 / 幽霊モーテル? / 血尿と激しい腰痛でジ・エンド? / 久しぶりの日本語 / 憧れのマウント・ロブソンに大感激 / ついにベアと遭遇 / 日本の滝はやさしい / 地獄の上り / カナダの公衆マナー / なんじゃこりゃ、雪だぁ〜 / ロシア人・イギリス人・船橋人 / カナダの軽井沢 / 日本男児はどーなっちょるのか

第三章 大平原の走り(7月11日から29日)
地平線に消えたハイウエー / 360度地平線に大感動 / 漕いでも漕いでも地平線 /  サプライズなナンパ? / 朦朧の1日 /  軟弱なこころ / 下着姿の女 / 見渡す限りの雪平原 / 信号機のない街 / 変形した顔 / 尺取り虫方式 / 3時が4時? / トロントでジ・エンド / 「急がば回れ」は本当だ / 動く大きな物体 / オリジナル泥除けの効果 / 頭チョキチョキ

第四章 湖沼・樹林帯の走り(7月30日から8月26日)
散髪の効果? / ほんまかいな? / 日本の農業 / 野生ブルーベリーに大興奮 / カナディアンとの出会い / ジャパニーズ・タイガー / 無邪気なベア / 熊がスシを食う / 虚弱体質のベア / いいかげんなカナディアン / あてにならないカナディアン / ベアの本性 / ジョーシュアの手品 / 「KARAOKE」にびっくり / 訳わからんジョーシュア / タダになった「ブレックファースト」 / ジョーシュアのグッド・ジョブ / 公文って凄い / 「急がば回っても」地獄だった / マイペースなジョーシュア / トロントは遠い / コインランドリー事件

第五章 メープル街道の走り(8月27日から9月9日)
トロント泊はタダ / 不思議な家族 / 圧巻、圧巻! ナイスバディとナイアガラ / ジョーシュアの友達はみんな不思議な人 / SHIHOさんとの出会い / 今日もタダ / 海外旅行には南高梅 / ジョーシュアがモントリオールにやってくる / 憧れのセントローレンス川 / 日本のやぶ医者 / いきなりフランス語 / ついにやりましたぁ〜モントリオール到着 / アーサーと4度目の出会い / ジョーシュアと最後の晩餐 / カナダ最終日、そして無事帰国

あとがき





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