現代ニッポンがわかる12のポイント



データ

作者名 作品の分類 ページ数
矢作英之 評論 46

ISBN 書籍サイズ 定価(税込・円)
978-4-86420-067-7 B6 1,320




概要
新聞やテレビは、考えたり、分析したり、行動したりすることの節約をしてくれる。そこに行ったことがない人に現地の情報を提供してくれる。そういう大きな媒体と同じように、本書は、普段、見落としてしまいがちな現象や活動を分析することの節約を提供している本である。どういう視点があるか、無いかで成功や失敗、勝ちや負けが決まる。企業などの成功事例は、どういう考え方で説明がつくものなのか。本書を読み進める中で、普段から洞察力をつけることに目覚め、思考の節約をし、生きることの意味を見つめて欲しい。そういう要請で本書は作られた。現代ニッポンがわかる1冊。




著者コメント
本書の中身を読めば、いろいろなテーマがあり、さまざまなことが分析され、言語化されていることがわかる。本書の内容は、思考の節約としての役割を果たしている。アメリカでは、民主主義が成熟しており、日本は1軒1軒に公約を訴えていくものだが、アメリカは1人1人である。キャリアウーマン。主婦。学生。などの人々は、自分に関係のありそうな政策を見つけて投票行動に反映させる。これは便利だ。これは助かる。そういう項目が1人1人に用意されていて、家やマンションなどに配られる。私はこれ。僕はこれ。というような家族という最小単位の中の1人1人に投票を呼びかけるのだそうだ。本書も、多くの読者に関係のある内容が、どこかしらにあり、読まれていくと考えている。家族という最小単位の中の1人1人に訴えていく本である。思考の節約という効果もある。自分に関係のある箇所を見つけ食べていくことのヒントを見出して欲しい。就職活動なんかにも使えそうである。




著者紹介
矢作英之
(やさく・ひでゆき)

1977年12月17日、神奈川県出身。
明治大学法学部卒。




目次
1. お金を貯めること=貯蓄?

2. 企業とは主観を引き寄せる活動主体

3. ビジネス創生秘話

4. 表現者が心がけるべきもの

5. 閉塞感の謎と打開策

6. 人はみな失望に悩まされる

7. 人の世にありがちな傾向としての社会

8. どの産業にも可能性はある

9. 言葉が示す差異

10.強い資本主義と優しい社会民主主義が招く力の差

11.格差の初歩的意味

12.独占することの罪



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